島袋千恵美の沖縄日和

ラジオ、ナレーター、結婚式の司会、 子育てで、嬉しかったこと、気づいたことを綴ります。

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ライター業

12/5 初めての書評



おはようございます。
12/5 沖縄タイムス 17面掲載

初めて書評なるものを執筆させていただきました。


仲松昌次 著
『「艦砲ぬ喰ぇー残さー」物語』
ボーダーインク出版





仲松さんは、元NHKプロデューサーで、
現在でもフリー映像ディレクターとして、
NHKテレビ『沖縄の歌と踊り』などを制作されています。




(書評・全文)
 沖縄民謡の名曲「艦砲ぬ喰ぇー残さー」。(以下「艦砲―」)鉄の暴風が吹き荒れた沖縄戦から辛うじて生き残った私たちは皆、「艦砲射撃の喰い残し」と歌う。この曲を初めて聴いた時、明るいメロディーなのに、なんと強烈で残酷な言葉だろうと衝撃を受けた。
 本書では、「艦砲―」を作詞作曲した故・比嘉恒敏の数奇な生涯と、この歌を「父の形見」として40年歌い継いできた恒敏の4人娘のグループ「でいご娘」との家族の物語が綴られている。読み進めると、沖縄の戦中戦後の苦難の時代を歌った「艦砲ー」は、恒敏の人生そのものであり、またそれは同じ時代を生き抜いたウチナーンチュの姿も浮き彫りにした歌だと分かる。
 著者の仲松氏は、これまでに2回「艦砲ー」を題材にしたテレビドキュメンタリーを制作した。本書にも記されているが、仲松氏が恒敏の遺品から歌詞を推敲したノートを発見し、歌に込めた恒敏の思いを紐解く大変貴重な手がかりを掴んだ。
 2013年、「艦砲ー」の歌碑が恒敏親子の故郷・読谷村楚辺に建立されるのをきっかけに、「でいご娘」のもとへ本の出版を願い出る者も増えた。長女の島袋艶子さんは、「父や〝艦砲ー〟のことなら、これまで熱心に取材してくれた仲松さんに書いて欲しいとお願いした。」と話す。
 評者もこの歌に関連するラジオ番組を制作したことで、本書執筆中の仲松氏から逆に取材を受け、その丁寧な「裏取り」に驚いたことがあった。また、艶子さんは、「仲松さんは、私たち姉妹の知らない父のことを調べて教えてくれることもあった。その度に、父の思いと〝艦砲―〟の持つ〝歌の力〟を深く知るようになり、歌に向き合う気持ちにも変化が起こった。」と話す。
 そして、時代と共に人々がこの歌から受けとるメッセージも変わってきていて、最近は「希望をつなぐ歌」として若い世代にも歌われるようになったという。本書は、「艦砲ー」をめぐる比嘉恒敏と「でいご娘」親子の目線を通して、沖縄の「戦後70年」を描いたドキュメントである。
(島袋千恵美・ラジオパーソナリティー)




正直、書き上げるまで結構苦労しました(笑)。
でも、とてもいい勉強にもなりました。
依頼をしていただいた仲松さん、
タイムス担当の吉田伸さん、
何度も添削につきあってくれた友人Nさん、
ありがとうございました。











ライター業さんしんの日

THE BOOM 宮沢和史さんにインタビュー 2013年春


3月4日「さんしんの日」まで、あと31日。


「沖縄音楽」や「さんしんの日」について
THE BOOM 宮沢和史さんに
インタビューをし記事を書いたことがありました。
(2013年春掲載 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語
http://www.okinawastory.jp/special/spring2013/special.html



この時は、記事にはできない(笑)
宮沢さんの「沖縄LOVE」のお話も
いっぱい聞けて、めっちゃ楽しかったな~ピース



それから、宮沢さんの瞳って、
沖縄の海みたいに
美しく深く澄んでいて
思わず吸い込まれそうに・・・
と~っても素敵な方でしたハート






さて、琉球放送RBCiラジオ主催
第22回 ゆかる日まさる日さんしんの日
http://www.rbc.co.jp/34day.php
2014年3月4日(火)11:45~21:00
読谷村文化センター鳳ホールにて
今年も9時間15分の超ロング生放送します!


2月1日(土)今日から入場整理券(無料)の配布が始まりました
なくなり次第、配布終了となりますのでお急ぎ下さい。


RBCiラジオHP
http://www.rbc.co.jp/rbciradiotop2.php



プロフィール
島袋千恵美(Chiemi Shimabukuro)
島袋千恵美(Chiemi Shimabukuro)
【問合せ先】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/1c2e51de296992



【職業】
声のお仕事
・ラジオパーソナリティ
・結婚披露宴をはじめ各種司会
・ナレーター(番組やCM)
・テレビレポーター
・声優
(全てフリーランス)



【レギュラー担当番組】
琉球放送RBCiラジオ

・「民謡で今日拝なびら」
金水曜16:00~16:53

・「沖縄サントリーPresentsアペリティフストーリー」
月~金曜18:00~18:05

・「マイスイートホーム]
(提供:パナソニックリビングショウルーム沖縄)
「ジブンジカン」隔週金曜10:28~10:32



【経歴】
2000年~、フリーランスのテレビレポーターとして活動を開始。琉球放送テレビ「Okinawan情報コンビニ」のMCやラジオのパーソナリティとして、琉球放送RBCiラジオ 朝のニュース番組「柳卓・小山康昭のシャキッとi」や「歌のない歌謡曲(パナソニック提供)」を約10年間務める。番組のコーナーで、550人以上の沖縄のご長寿さんを取材した「島袋千恵美のご長寿アイランド」では、人生の達人オジーオバーから数多くの教えを頂きました。
CMナレーションや各種式典の司会なども経験豊富。結婚披露宴の司会は、これまでに約600組以上の幸せのお手伝いをさせて頂きました。プライベートでは、二児を子育て中。


【学歴】
兼原小学、具志川中学、球陽高校、琉球大学卒業
(大学在学中、2年間休学し、香川でエステサロン、東京で様々なアルバイトをしながら社会勉強をする)


【趣味】
・新郎新婦のなれそめを聞くこと
・ご長寿さんとのユンタク
・海でのシュノーケリング
・読書
・ウチナーグチを勉強中


【好きな言葉】
・ありがとう
・笑い福い(われーふくい)
ウチナーグチで「笑う門には福来る」の意味


* RBCiラジオ 毎年3月4日放送「ゆかる日 まさる日 さんしんの日」では、「さんしんの日」の発案者 上原直彦氏らと共に2004年~総合司会を務める。


【テレビ、ラジオCMナレーション】
・ パナソニック、ANA、JAL、マクドナルド、ドコモショップ、au沖縄セルラー、コカ・コーラ、海洋博記念財団、沖縄シャープ、他多数。


【受賞歴】 
2003年
「第34回歌のない歌謡曲CMコンクール」(提供:松下電器)金賞 全国1位

2009年
「第40回歌のない歌謡曲CMコンクール」(提供:パナソニック)全国5位タイ

2010年
「RBCiラジオスペシャル~島袋千恵美のご長寿アイランド400回記念」
・「日本民間放送連盟賞 九州沖縄地区 教養部門」 入賞
・「第6回日本放送文化大賞 ラジオ部門」グランプリ候補(全国3位タイ)

2014年
RBCiラジオ 慰霊の日特別番組「伝えたい寄言(ゆしぐとぅ)」
・「日本民間放送連盟賞 九州沖縄地区 教養部門」 最優秀賞(1位)
・「日本民間放送連盟賞 ラジオ教養部門 優秀賞」(全国3位タイ)

2015年
「RBCiラジオスペシャル 学童疎開船・対馬丸撃沈70年」
・「第41回放送文化基金賞」
 ラジオ番組部門 奨励賞(全国3位)
 個人部門 企画賞
・「日本民間放送連盟賞 九州沖縄地区 ラジオ報道部門」 優秀賞
・「第11回日本放送文化大賞九州・沖縄ブロック地区審査会」実演賞

2017年
琉球放送テレビ「Hope暗闇のなかで~画家 正子・R・サマーズ」(ナレーション)
・九州沖縄JNNドキュメンタリー「ムーブ」年間作品コンクール 優秀賞

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