子育て
10/15(水)誕生学アドバイザーによる「いのちのキセキ」授業を見学。
10/15(水)午前
宜野湾市立大山小学校
3年生のクラスで行われた
誕生学アドバイザーで助産師の
冨名腰清子さんの授業を見学してきました。
赤ちゃんがお母さんのお腹の中で
どうやって成長して出てくるか
絵や人形や骨盤の模型なども
使いながら分かりやすく説明します。
子どもたちも興味津々で集中して聞いていましたよ
また、子どもたちに
お米1粒ずつを配って
妊娠5、6週目の赤ちゃんの大きさを
実感してもらいます。
そして、人形で出産の様子を再現。
頭を小さくする為に頭がい骨を重ねたり
体を回転させながら骨盤や産道を通って
頑張って産まれてきた赤ちゃんに
子どもたちからも大きな拍手が!
さらには、出産シーンや
赤ちゃんの誕生に喜ぶ家族の
映像を交えながら、
「あなたの誕生を喜ぶ人がいる。」
「生まれてきてくれてありがとう。」
のメッセージを子どもたちに伝えていました。
この日は、授業参観だったため
父母の皆さんも子どもたちと一緒に
授業を受けました。
私も含め、感動して涙を流すお母さんの姿もありましたよ
また、「プライベートゾーン」
のことも取り上げ
他人に見せたくない触られたくない
体の部分は、自分でしっかり守ろう。
「プライベートゾーン」に
誰かが立ち入ろうとすれば
いや、やめて、と声をあげよう。
と性被害に遭わないためのアドバイスも伝えます。
また、冨名腰さんのお話の中で、
私が特に印象に残ったのが、
700年前にある国で行われた研究のこと。
その国の王様が町中の赤ちゃんを集めて、
食事と排泄の世話はするが、
一切言葉をかけず抱っこもしなければ
彼らはどのような言葉の発達を遂げるか
という研究を行ったそうです。
しかし、その研究は失敗に終わりました。
全ての赤ちゃんが1歳になる前に死亡したというのです。
人間は「愛情」がないと生きてはいけない。
皆さんは、赤ちゃんの頃から
ちゃんと誰かの愛情を受けてきたから
今こうやって大きくなれたんだよ。
「いのちってキセキだね。スゴイね。」
と、子どもたちに語りかける冨名腰さんの
言葉が胸に響きました。
冨名腰さんによると、
「誕生学」は、
様々な年齢に合わせてプログラムがあり、
子どもの心と体が大人になる準備を始める
3~4年生までに、ぜひ一度伝えておきたい
と言います。
この年齢以上になると、
様々な性に関する情報が社会から入り、
命や性に関して歪んだ情報を
先に受け取ってしまう可能性が高くなるから。
といいます。
確かに・・・
スマフォが普及してから、
子どもたちが性犯罪に巻き込まれる事件が
日本で急激に増えたといいます。
ある地域では70倍に増えたとか。
「学力向上」もいいけれど、
生命や心に関わる「誕生学」や「性教育」
にももっと力を入れるべきではないかと
一人の親として私は強く思います。
ところで、
「誕生学アドバイザー」という資格は、
なにも助産師さんだけが
取得できるものではないそうで、
一般の人でもチャレンジができるとか。
沖縄県内には、現在13人のアドバイザーが
活動中だそうです。
資格を取得するための講習は
県外でしかやっていないそうですが
沖縄県内で8人の受講者が集まれば、
県外から講師を招いて講習ができるかもって
来年、私もチャレンジしてみようかな~
公益法人 日本誕生学協会のHP
http://tanjo.org/
また、11/2(日)には、
沖縄県内の誕生学アドバイザーの皆さんが企画する
「親子でいのちを体験するイベント
第1回いのちってスゴイ!in沖縄」
が、沖縄市福祉文化プラザで開催されます。
講演会や体験コーナーもあって
すっごくオススメです
詳しくは、
「いのスゴ沖縄実行委員会」
知念 菜穂子さんまで
090-3796-4647
このイベントで講演をなさる
バースコーディネーター
誕生学アドバイザーの
「青木千景」さんのブログも
興味深いお話がたくさん載っていました♪
http://ameblo.jp/tamachirosan/entry-11933447539.html